食育かふぇ

乳幼児から高齢者までの幅広い年齢の方を対象に栄養のバランスに配慮したお食事を通じて子供同士、親同士の交流を図る場として2019年度は土日を中心に82回開催させて頂き、多くの親子さんにご来店頂きました。おもちゃに夢中な子供たち、お話が弾むお母さま方で賑わいました。(参加者数 約820名)※新型コロナ感染症拡大防止のため、最終回はテイクアウト用ピザをお持ち帰り頂くことになりました。2020年度は春から休止させて頂いておりましたが、感染症対策を取りながら週一ペースで夏から翌年3月までの間に53回実施させて頂きました。(参加者数 634名)
緊急事態宣言発令中はランチセットをテイクアウトでご提供させて頂きました。

「2021年度もコロナ禍にあり実施は困難でしたが、感染症状況を注視しながら地域の子育て中の親子さんが繋がるために44回実施させて頂きました。緊急事態宣言発令中はランチセットをテイクアウトでご提供させて頂きました。(参加者数524名)今年度も子育て親子さんに楽しく過ごして頂けましたら幸いです。

 

2022年度は41回開催して575名の子育て親子さんに食事や音楽・植栽等多様な体験活動をして過ごして頂きました。

 

親子花育講座
ハーブの植栽・栽培・収穫などの自然体験活動のほか、寄植えやフラワーアレンジメントを親子で楽しんで頂きます。初めて体験される方が大半ですが季節の花や緑を五感で楽しむことができ、とても癒されるとご好評頂きました。こどもさんは持ち味の豊かな感性を活かして工夫をしながら独創的な作品に仕上げて下さいました。(2019年度5回実施)
2020年度は野外での植栽活動に重点を置きました。春から小学生や高齢者が農業の専門家から指導を受けながら、鍬や鋤を使い、畝を作り、種を播いて有機無農薬野菜や花づくりに挑戦!水やりや施肥、除草、育苗、挿し木等をして植物の成長を見守りました。
2021年度も引き続き農作業体験や収穫した草花を使ったアレンジメントや寄植えの指導を行い、自然にふれながらこども同士が学びや遊びを通して過ごせる居場所をつくりました。ソバにも初めて挑戦!素人の集まりですが周りの方の助けを借りてそばまんじゅうができるほどの収穫がありました。
2022年度もさつまいもやハーブを育て球根を植えるなどして耕作範囲を広げました。虫の好きな子、花の好きな子、草取りが大好きな子たちにとって畑は楽園です。

 

親子料理講座

ハーブを入れたクッキーやカレーパンなどをみんなで一緒に作り、焼きたてを試食して意見交換します。親子で、又、参加者同士でロールケーキ、オムレット、アンパンマンパン、フォカッチャなどパン・ケーキづくりの体験を楽しんで頂きます。受講された保護者や高校生がマルシェや子育てフェスタに提供するピザやフォカチャづくりを手伝って下さり、スタッフとして活躍されております。(2019年度19回実施)2020年度からは食育の観点からご飯と中心とした和食のレシピの作成・提供により食育の推進に力を注ぎ、今年度もピザや和食のお弁当をご提供させて頂いております。(農林水産省食育ごはん

 


高齢者サロン

地域の高齢者の方を対象に健康志向のお食事や生の音楽の提供などを通して心や体の健康づくりと交流を楽しんで頂けるサロンを定期的に開催。高齢者の方々がお誕生会、新年会、サークル活動など主体的に企画し、事業に関わって頂くことにより、高齢者の社会参加促進、孤立防止の一助になれますよう2019年度以来、実施させて頂いております。(2019度開催数59回。参加者数323名)
2020年度は新たに花や野菜作りを楽しむ畑が交流の場に加わりました。酷暑にも負けずハーブや野菜は成長し、次々と収穫時期を迎え、秋に開催された収穫祭には高齢者からこどもまで地域の方々が多数参加され、畑は多世代間交流の場となりました。そして収穫後は、再び土を耕して冬の野菜の種を播きました。雪の下にあっても冬来たりなば春遠からじ。春を楽しみに待ちます。このような自然のサイクルに合わせて私たちの活動も展開していきます。(2020年度 開催数41回 参加者数 315名)
さて今年度も畑を多世代間交流の場とした活動を行いますが、主に薬草を植えて医食同源の観点から薬膳料理のレシピを考案し、提供させて頂くことにより食と健康の啓発を図りたいと思います。それまでに日頃から農作業のほか、食育に関する研修会の開催を予定しておりますのでこの機会に是非ご参加下さい。

植栽環境整備

畑一面にハーブ・野菜の

種を播き、苗を植える

 

夏以降、花や野菜の収穫を楽しむ


おもちゃ図書館 ドールズハウス
障害が有る無しに関わらず様々なお子さんが遊びを通じて学び合い、交流できる場として平成30年9月9日にスタートしたおもちゃ図書館は毎週土曜日、又は日曜日に実施し、多くの親子さんで楽しんで頂いております。京丹後市社会協議会を通して市内の子育てサロンに月1回貸し出し、ご好評頂いておりますが、今年度は感染症対策として規模を小さくして実施しております。

(写真は、令和元年822日開催 子育てサロン会場にて)

花と緑の活動
耕作放棄地を花畑にして憩いの場作りをします。
夏から除草作業を開始し、秋にかけて 植栽環境整備のための土木工事をしたところに子どもたちとハーブの種を蒔きました。

Before
Before
After
After

2018年に除草等植栽環境整備をしたところにハーブの種を植えました。
【花博自然環境助成事業】

 

しかしその後発生した西日本豪雨と翌春の記録的な豪雪により畑は水没してしましたので耕作を一旦、断念しておりましたが、地元建設会社が盛土をして整地して下さったおかげで再開できるようになりました。


その後、播く時期は遅かったにも拘わらず、ソバは順調に成長し、晩秋から初冬にかけて刈り取りを済ませ、種を乾燥させてそば粉になる前の段階に漕ぎ着けました。
参加者全員が初めての経験でしたが、兎にも角にもソバの一生に寄り添うことができました。

 

早速リニューアルした畑で稲刈りの時期に小学生と保護者が参加して農作業を体験しながら、晴れた秋空の下、ソバの種を蒔くことができました。

 

10月初めの高温が成長を促し、まき時が遅かったにも拘わらず10月中に花が満開になりました。

 11月下旬に刈り取りを済ませて束にして日当たりの良いところに3週間程度、乾燥させました。最初子供たちはおっかなびっくりのような顔をして黒く熟した種を取り除く作業をしていました、集められた種は更に掃除して乾燥させて農業の専門家に頼んで脱穀して粉にして頂きました。

 20221月の新年会では関わって下さいました親子さんとソバ打ち体験や、そば饅頭

づくりに挑戦して頂くことができました。収穫までの道のりは遠かったですが兎にも角にも様々なストレスにも耐え抜くソバのたくましさに感動を覚えながら貴重な体験を

 

させて頂きました。そしてソバの成長に寄り添った子供たちも一回り大きくなっていました。


 

植栽ボランティア募集中!

今年度も継続して実施します

 


 

研修会・活動報告会】

 

2023年10月21日 京都府総合教育センター北部研修所にて開催された

京都府青少年すこやかフォーラム」に参加。仏教大学副学長、原 清治氏の講演に続き、第2部のパネルディスカションではパネリストの一人として活動紹介をさせて頂きました。

 

“地域・家庭・学校の連携・協働による青少年の健やかな成長”についての意見交換、情報共有をさせて頂くなかで私共は多角的に子供を見守ることのできる「子ども食堂」の重要性をアピールできました。


 

【成果物

 

寄付ボックス・パンフレット

 

※寄付ボックスの設置までの経緯:利用者の一人の少年がある日、

お財布から十円玉1個、一円玉3個をお財布から取り出してぽつんとこう言いました。

「・・こんなことをするにはお金がいる。13円あげるから続けて」と。 

少年の想いに心を打たれた私共は真摯に運営に向き合い、寄付ボックスを設置し、

フードバンク事業を立ち上げました。

 

ご支援の程何卒宜しくお願い致します。

社会福祉法人 京丹後市社会福祉協議会が発行する広報誌「こころ」のなかの

地域の子育てに関する取り組みの紹介コーナーで当団体の活動が次のように紹介されました。


 

【配布事業

 


 

【令和6年ほっとはあとバースデー助成事業を実施中